ごぶさたしております。
もぐもぐ管理栄養士 三上です。
今朝、会社への道を歩いていると試供品をいただきました。
一瞬、「朝から缶チューハイ?!」とたじろぎましたが、
グレープフルーツジュースでした。(ほっ)

そこで、今回はグレープフルーツのあれこれを…。
ご存知の方も最近は多くなったかと思いますが、ひとつの枝にブドウのように
たくさんの実をつけることから『グレープフルーツ』という名前のついたこの果物。
ぶんたん(別名ザボン)の変異として生まれたものだそうで、
果肉が白色・ピンク色・赤色のものなどさまざまな品種があります。
ほとんどが輸入品で1年中出回っていますが、実は今がおいしい時期なんですよ☆
独特の苦味は「ナリンギン」などのフラボノイド類によるもので、
このナリンギンは「ビタミンCの吸収をよくするのでは?」などの研究が
進められています。
グレープフルーツは香りも注目されていますね!
某化粧品会社さんでは、グレープフルーツの香りとカフェインの併用で
中性脂肪を燃焼するたんぱく質(脱共役たんぱく質)の発現を促すことを
発見したと発表されていました。
また、アロマセラピーでは、心を元気にしてくれたり、食欲不振に
グレープフルーツの精油が使われているようです。
となると、気になるダイエットでグレープフルーツの香りを使う場合は
空腹時をさけ、適度な食事をとった後などに使うと食べ過ぎにならずに
すみそうですね。
話は変わりますが、食品と薬物の相互作用が言われていますがご存知ですか?
例えば、血液凝固をふせぐワーファリンというお薬を服用されている時は
納豆はお休みしましょうという具合です。
実は、グレープフルーツも薬物との相互作用に気をつけなければ
いけない食品のひとつなんです。
口から薬を服用すると、主に小腸から吸収され、門脈から肝臓を通って
各組織に移動していきます。
基本的に薬は体にとって異物ですので、肝臓や消化管で代謝(解毒)されて
体外に排泄されます。
つまり、口から服用した薬は代謝されて、ある程度目減りしてから
循環血液中に入ってくるというわけです。
さて、グレープフルーツを食べるとどうなるのでしょう??
グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類が、消化管でこの薬の代謝を
邪魔するため、本来予定されている量以上の薬物が循環血液中に入り、
結果として「薬が効きすぎてしまう」ということがおこるわけです!!
グレープフルーツにおり相互作用を受ける主な薬物は、
◇血圧のお薬であるカルシウム拮抗剤
◇抗高脂血症薬のHMGCoA還元酵素阻害薬
◇抗不安剤
◇免疫抑制剤 などがあるそうです。
もちろん、処方される時に主治医や薬剤師さんから服用方法や禁忌などの
説明があるかと思いますので、しっかり守ってくださいね。
そうすれば、むやみに不安がることはありませんが、うっかり忘れて
しまった場合は、再度説明をうけられるといいかもしれません。
栄養学的には、ビタミンCが豊富に含まれています!
体がサビる(酸化する)のを防いでくれますよ。
「最近、ジョギングにはまっている」なんて方にもオススメです。
また、ストレスや美肌、貧血などにも強い味方になってくれるので、
相互作用のあるお薬を服用されていない方は、
グレープフルーツの1日の目安量(約半分)を守って
活用してみてはいかがでしょうか♪
投稿日時:2008年04月04日 9:56AM